HA8 ホンダアクティトラックオイル漏れ修理

皆様おはようございます。今日からやっと年末年始の休みに入りました。

なかなかまたブログをさぼっていたのですが、時間が出来たので書いていこうと思います。

ちょうど昨日、ちょっと作業をしましたので、ブログに上げたいと思います。

近所の友人が、仕事で使っている軽トラ。HA8アクティトラック。

オイル漏れして駐車場の足元にオイル染みが出来ているとのことで相談がありました。

ホンダの、E07系のエンジンは、オイル漏れが頻発するらしいです。アクティだけでなく、バモスや、ライフ等も、E07系エンジンです。エンジンタペットカバーの横に、デスビの名残?エンジン製造段階で、内部の切削するための穴?よくわかりませんが、丸いプラスチックカバーが付いており、そこのOリングが熱で焼けて硬化し、そこからオイルが漏れだすといった症状です。

※ちなみに、E07Aエンジンはここにデスビ(ディストリビューター)が付いていたらしいです。デスビとは、エンジンの各スパークプラグに点火電流を分配する機構です。現在のエンジンは、イグニッションコイルが発達しているので、必要ない様です。

さて、作業開始です。ホンダのアクティは荷台中心部にエンジンルームがあります。14mmナットを外し、オープンです。

エンジンルーム(荷台)より覗いた写真です。〇で囲った部分がプラスチックのキャップ、「タペットサーキュラー」という部品です。オイルで汚れて下部に滴っているのがわかりますでしょうか?

車体左下部より覗いた写真です。

タペットサーキュラーの横に、配線固定のステーなどがありますので、12mmボルトを外してフリーにすると、タペットサーキュラーにアクセスできます。

はい!タペットサーキュラーがしっかり見えました。

↓エンジンルーム(荷台)より覗いた写真です。

マイナスドライバーなどで、こじって外します。オイルが多少出ますので、下に段ボール等を引いておくことをお勧めします。

外しました。パッキン部分の写真が撮れていませんでしたが、かなりOリングが痩せていました。


パーツの値段は安価で購入可能です。

新しいタペットサーキュラーのゴム部分に薄くシリコングリースを塗ってから取り付けします。密着性と潤滑を兼ねてです。

超ピンボケですみません・・・・。しっかりはめ込み、周辺を清掃して終了です。

パッキンの密着部分もバッチリの様子です。その後エンジンを掛けてしばらく様子確認しましたが、漏れ、滲みは見られませんでした。

その後、オイル交換も時期が過ぎていたので、オイル交換を実施して、作業完了です!☆

急にオイル漏れがわかると不安になってしまいますが、ホンダのE07系のエンジンが載っているクルマは、意外なところからオイル漏れを起こしている場合があります。また、クルマが古くなってくると、エンジン回りのゴムパッキンが劣化してそこからオイル漏れを起こすことも多々出てきます。

たまにエンジンルームを開けて、クルマの状態を見てあげることも重要だと思います。早く分かれば、ダメージは最小限で済みます!☆

年末年始、クルマを使うことも多くなると思います。

皆さま、事故、故障が無いようご安全に!!

年越しまでに、もう数件ブログ書けるかな~~。頑張ります!

では!んじゃ~の!

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