ビックモーターの連日の報道を見て。

皆さんこんばんは。毎日暑いですね・・・。私の住んでいる九州地方はまだ梅雨明けの便りは聞いていません。中国地方は梅雨明けしたとか。これから夏本番ですね!

 

さて、連日のようにテレビのニュースで報道されているビックモーターの保険不正請求、不正問題。このブログで触れるか触れないかを考えましたが、私の私見を少し書いてみようと思います。

クルマ好きな私としても、全国規模のクルマ屋がこういった悲しい現実を行っていたと思うと悲しくなる事件でした。

どんなことをしていたのか。というと、一例としては、お客さんの預かったクルマに従業員がタイヤに釘を刺して、パンクさせて修理代を取ったり、事故で預かったクルマに、ゴルフクラブでさらにボディーを凹ませて、修理代を水増し請求したりとやりたい放題・・・。挙句の果てには、自然に見えるパンクのさせ方のレクチャー動画まで営業所内で従業員に見せていたとか・・・・。

ここで今問題になっているのは、水増しした損害保険の分の返還を保険会社から求められているのもそうですが、軽微な傷で、少額で済むはずだった修理代を水増しされて、泣く泣く車両保険を使う羽目になってしまったクルマのユーザーの問題です。

クルマの保険を使うときって、一番考えるのは、次回更新の時の保険代が上がってしまうことだと思います。

車両保険を使うと、現在の等級から、3等級ダウンになってしまうんです。次回更新の時の保険代が上がるので、軽微な板金で済む傷とか、凹みであれば、保険を使わず、自腹で支払い、保険代の上昇を抑えるといったことを考えるのが大体のところであると思います。しかも、車両保険に「免責5万円」等の契約をしていると、5万円は自腹を切って支払って、それ以上の金額を車両保険で補償といった形になります。

車両保険を使わずに、5万円前後で修理が終わっていたかも知れない修理に、新たに傷、凹みを入れられて、5万円払って、その上に保険等級ダウンで、次回更新からの保険料が上がってしまう。という、意味の分からない事が起こってしまっていたということです。

クルマに乗っているユーザーとして、こんなこと許せますか?

これを会社ぐるみで行っていたというのが、今回の不正問題の内容です。

今回の不正問題で、保険会社に返還の請求(調査費を含む)が出ている金額だけで100億円と報道が出ています。また、泣く泣く等級ダウンしてしまった、クルマのオーナーへの救済措置にも現在対応しているとのこと。

この不正問題のベースには、各店舗のノルマがあったようです。

悲しいかな、売り上げが伸びない店舗は、どんな手を使ってでもノルマを達成しないといけないという負のループに陥っていたようですね。

このビックモーターで働いている従業員の方も、きっとクルマが好きな人が大多数だったんじゃないかな・・・。そう思うと本当悲しくなります。

私もそうですが、友人、恋人、家族を乗せて、思い出を共に作っている大切な相棒です。そんな人それぞれ思い出のあるクルマに、ゴルフクラブ振って凹ませられます?タイヤに釘打ち込めます?正気の沙汰ではないと思います。

そんなことをしないといけないくらい、従業員の方も追い込まれていたんだと思いますが、私は許せません。それを指示していた上層部の人間はさらに許せません。

するんだったら、まず自分のクルマに同じことしてみろよ!と言いたいです。

今後、この会社がどのような処分を受けて、事業がどうなっていくかは、今後のニュースが気になるところですが、こんな不正をする会社は今後出てきて欲しくないですね。

今回のブログにおいては、ブログ管理人の一私見としての内容になります。これを読まれて、気分を害した方や、意見が違う。といった方もいらっしゃると思いますが、あくまで私見ということでご了承頂ければと思います。

あまり気の進む内容のブログ内容ではありますが、最後までご覧頂き本当にありがとうございました。


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