デリカスペースギア グロープラグ交換

 

皆さんこんばんは。九州北部は梅雨入りの発表がありました。蒸し暑いですね・・・。

蒸し暑さに負けず、ブログの更新を行っていきますよ~☆

 

デリカのグロープラグの交換の記事を上げたいと思います。昨年に交換した内容です。

まずグロープラグとは何か?と・・・。

まず、私のデリカはディーゼルエンジンです。ガソリン車は、スパークプラグという火花を出すプラグを使ってエンジンのピストン内に空気と一緒に混合されて入ったガソリンに火をつけて、爆発させ、エンジンを回転させているのですが、ディーゼル車は、プラグで火花を出して軽油に引火させる方法を取らず、霧状に噴霧された軽油を圧縮の力だけで爆発させてエンジンを回転させています。

では、グロープラグって何?って話になりますが、エンジンを始動させるとき、圧縮をさせやすい状態まで軽油をさらに細かい霧状にしなければ、圧縮しても爆発が起きません。それを可能にしてくれるのが、グロープラグです。グロープラグの先端に電気の力で、キンキンに真っ赤に熱して、それに軽油を噴霧させて、「シュワ~~。」と蒸発させた状態にして、セルモーターを回してピストンを押し込み、圧縮させてエンジン始動をしているんです。

となると・・・・。はい!そうです。エンジンを始動させて、圧縮が安定するまでの間のみこのグロープラグが働いてくれているわけです。そして、このグロープラグが劣化すると、エンジンが掛かりにくくなるだけでなく、圧縮不足に陥ると、エンジンを始動してもすぐにエンストしてしまうわけです。

そんな症状が出てきましたので、私も交換に至ったわけであります・・。

デリカスペースギアの4M40のグロープラグを探しました。

NGK Y733J という型番のグロープラグに行きつきました。4M40の互換性を持つというグロープラグです。今現在は、製造を中止しているらしく、ネット上で出てきませんでした。1本2562円で購入しました。(楽天)


海外社外品のグロープラグは格安にて購入出来ますが、耐久性の保証は出来ません。2年に一回交換を考えるのであれば、これもありなのかもしれません。

 

グロープラグへのアクセスですが、

まずはインタークーラーを外す必要があります。2本のパイプと、10mmのボルトを外すとそう難しくなく外れます。

すると、グロープラグにアクセスできます。

エンジンの気筒数分、プラグがあります。4本のプラグに、通電用の金板がついて鎮座しております。

8mmのソケットを使って金板の上のボルトを外していきます。4本とも緩めると金板はスライドして外れます。その後、10mmのディープソケットを使ってグロープラグ本体を外していきます。

外しました。何回も焼けてはエンジン始動を繰り返し、真っ黒になっていました。もう役目を十分に果たしたんでしょう。

新品との差を見ると一目瞭然ですね^^;

新しいグロープラグを入れて、金板をしっかりと挟み込み、もとに戻します。

インタークーラーをもとに戻し、作業完了です。

エンジン始動を試しに行うと、クランキングを「キュキュっ」とすると、すぐに「ボン!!」とエンジンが掛かります!素早くエンジンが掛かり、その後のアイドリングも安定しています。無事に交換完了です!☆

ちなみに、ディーゼルエンジンのエンジン始動の際は、キーをスタート位置にひねる前に、ONの状態のところで数秒待たなければなりません。

ONにするとこんなマークのランプがメーターパネルで点灯します。

私のデリカのグロー起動ランプです。

このマークが消灯してから、エンジンスタートをする必要があります。このマークが点灯している時こそ、先ほど交換したグロープラグが800℃あたりまで加熱し、軽油を蒸発させ、エンジン始動の準備をしているのです。長くても2~3秒で消灯します。これをせずにエンジンをクランキングさせると、エンジン始動までかなりクランキングさせないとエンジンが掛かりません。

職場のクルマでディーゼル車があったりしませんか??医療、福祉関係の方であれば、ハイエース、キャラバンなどのディーゼル車があったりして、運転する機会があったりするかもしれません。その時は、少しグロープラグとエンジン始動の関係を思い出すと、クルマに優しいエンジンの掛け方が出来るかも知れませんね!☆

ちなみにですが、ボタンプッシュタイプのディーゼル車は、勝手に数秒グロープラグが温まるのを待って掛かってくれるんじゃないかと思います。(そんな高級なディーゼル車に乗ったことがありません・・・。(笑))

今日はデリカ(ディーゼル車)のグロープラグの交換のお話でした!☆

次は何のネタを披露しようかな・・・・。考えながら寝ま~す!☆

それではおやすみなさい!んじゃ~の!☆

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