新年度になりました!☆新年度一発目のブログを更新していこうと思います^^
今日はタントエグゼのロアアームブーツの交換を紹介します。
これも作業は昨年実施したものになります。
下回りを覗いたときに見つけてしまいました・・・。
ロアアームからグリスが出てきていました・・・。
ロアアームの部品本体には、車軸となるステアリングナックルとロアアームの繋ぎ部分にはボールジョイントがステアリング操作の軸としてあり、円滑に動くようにグリスが塗布されておりグリスの漏れを防ぐ為にボールジョイントを保護しているのがロアボールジョイントブーツになります!ボールジョイントは人間でいう関節のようなもので、衝撃を和らげ、曲がりやねじりなどを吸収する重要な役割をしています。
ブーツ系の破れは車検は通りませんし、放置すると、中のベアリングのガタ、破損に繋がり、曲がったりするたびに「ゴキッっ!」と言った異音がしてきます。
そうなる前に早めに処置をしましょう。
ブーツはネットで注文しました!
ちなみにこの作業を整備工場でお願いすると、15000~20000円掛かると思います。部品代は1580円です!やっぱり工賃が結構かかるみたいですね^^;
いつものように、ジャッキで上げて、リジットラックでウマがけします。
ロアアームジョイントのナットを緩めて外します。ナットのサイズを失念してしまいました。確か14mmだったと思います。ナットを緩める際に割ピンが付いていますので、それをラジオペンチ等で引っこ抜いてから、ナットを緩めます。
ナットを緩めただけでは、このロアアームボールジョイントは外れません。かなりしっかりとはまり込んでいるので、それを外してあげる必要があります。
そこで登場するのが、このサスマタみたいな工具。
ボールジョイントセパレーターと言います。
この工具をブーツとブレーキ側の台座に挟み込みまして・・・。
ハンマーで叩き込みます。何回か結構な力で叩き込むと・・・。
外れます。外れたら、破れたブーツを外し、きれいにウエスで古いグリスを拭き取ります。
結構がっつり破けてました・・・。
ボールジョイントにウレタングリスを塗り込みまして。
新しいブーツを被せます。引っ掛かりにカチッと嵌るようになっています。しっかり嵌ったのを確認したら、元の手順と逆にナットを締め付け、割ピンをして完成です!☆
以外に簡単に作業出来ます!ボールジョイントを切り離すのが面倒ですが、それさえクリア出来れば、あとは割と簡単に出来ると思います。
ボールジョイントを外す際に、今回紹介した、ボールジョイントセパレーターでなかなか外れない場合、タイロッドエンドリムーバー(ボールジョイントリムーバー)を使用します。
ただし、このリムーバーが入り込める隙間や、形状によっては対応できない場合がありますので、また別の特殊工具が必要になる場合があります。また、リムーバーにも長さや、厚み等色々ありますので、合うものを探す必要があります。
今回はロアアームボールジョイントブーツの交換を紹介しました。普段何気なく乗っているクルマは色々な消耗部品で成り立っています。
前述しましたが、足回りのブーツ関係の破れは車検にも通りません。それだけ重要な部品ということです。
車検の時に指摘されたら、絶対に交換せざるを得ない部品です。しかし、自身で出来たら、この部分の作業工賃、部品代は節約出来ます。
私が、クルマの維持費を節約出来ているのは、こういった作業で出来る限り出費を抑えているからです☆
皆さんもチャレンジしてみませんか??☆
といったところで、今日はこの辺で!最後まで見て頂いてありがとうございました!
では・・・・。んじゃ~の!☆
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