デリカスペースギア ウインカーレバー故障の対処

 

皆さまこんばんは。今日も元気にブログの更新を行っていこうと思います。

先日、長女の保育園行事に向かっている最中に、右にウインカーを出したらレバーは戻るのですが、ウインカーが付きっぱなしになってしまうという、災難に見舞われまして・・・。

どう対処して、交換に至ったのかを記していこうかと思います。

まず、自宅から出て、2キロ程走行した際に、上のような症状が出現しました。

焦りましたが、ウインカー出っ放しな状態は変わらず、とりあえずハザードを出しながら(ハザードは問題なく点灯)保育園を目指しことなきを得ました。

保育園行事の際もこのことが頭から離れなかったのは言うまでもありません。

保育園行事が終わり、とりあえず駐車場で応急処置。ウインカーが出っ放しは危険ですので、とりあえずウインカーのヒューズを引き抜きました。

引き抜くと、エアバック警告灯の「SRS」が点灯しました。おそらく、ハンドルに付いている集中スイッチのクロックスプリングへの電源供給の一部信号が途絶えたからだと思われます。

ウインカーが付かない状態にして、自宅まで裏道、手信号を駆使してどうにか帰宅。色々対策を考えました。

不具合を起こしたパーツは、ウインカーレバー(ディマースイッチ)といいます。

私のデリカは、ヘッドライトウォッシャー(前照灯の雪や泥をウォッシャー液で洗い流す機能)が付いており、レバーの先にボタンが付いています。実はこれはだいぶ前より壊れていて使った試しがありません。ですので、ボタン無しでもOKなのです。

まず、地元三菱ディーラーに新品部品が出ないか尋ねてみることに。結果は、「NO。」もう廃盤部品にて製造、ストックもゼロとのこと。

続いて、某有名オークションサイト。ボタンの付いたスイッチは出品無し。ボタンの無いスイッチは数個出品がありました。

ここで、一番頭を悩ませたのが、スイッチがあるかないかで、スイッチのカプラー(接続のコンセント)の形状が違ったり、配線の配列が違ったりして正常にウインカー、ヘッドライトのON-OFFが出来るかが確証が取れないことでした。

とりあえず、バラしてみてカプラーの形状の確認、そして嬉しいことにインスタを見てくれたデリカ乗りの方々のアドバイスを頂きながらパーツの注文に至ったわけです。

とりあえず、パーツが来るまでの間、数日は掛かりますのでクルマが使えないのは非常に困ります。それまでの応急処置をしてみました。

まず、ハンドル周りをばらしていきます。

赤丸4か所、黄色の奥まった部分1か所のプラスネジを緩めます。

ドライバーセットは色んなセットがあります。私はKTCのドライバーを使用しています。



すると、上下に分割してカバーを外すことが出来ます。

取り払うともうディマースイッチがしっかりと確認できます。ウインカーのレバーはドライバー(#1)の細めのドライバーでネジを2か所外せば取り外せます。

2か所のカプラーがありますので、引き抜いてから摘出です。

摘出しました。

まず折れてる部分1か所目。プラスチックが欠けていましたので、細めのネジをドリルで穴をあけて加工して取り付け。その後、結束バンドを巻いて太さの調整をしました。それでも、ウインカーの接点に関連する部分では無さそう。

よーくパーツを観察すると・・・・。

接点を上下させる部分の爪が無いことがわかりました。

さて・・・。原因は分かりましたが、無くなった爪を復活させることが出来ません。

無い頭をフル回転させた挙句・・・・。

爪があった部分にドリルで細かい穴をあけて、針金を通し、ぐりぐりと巻いて強度を上げて、接点の中身を動かせるよう細工・・・・。

結果、無事に作動させることに成功。動画を載せる予定でしたが、動画を紛失してしまった様ですので割愛します。

応急処置と共に、カプラーの形状、配線の色、取り回しをしっかりと確認しました。ヘッドライトウォッシャーの配線においては、カプラーの空き部分に足されているのみで、あっても無くても正常に作動することを確認。オークションで注文に至りました。

そして、ここから休日を挟み1週間後・・・・。オークションで購入した部品が到着しました。

デリカスペースギア、型式がPA5W(2WDのデリカ)のパーツを取り寄せました。これが一番安かったんで^^;それでも、ディマースイッチ(ウインカー、ワイパースイッチ)両方付いて6800円。送料は別途になります。20年以上前のパーツはもう手に入らないので、お値段お高めです。

サクサクっと交換しました。動作は問題なくバッチリです!☆

旧品も今後どうなるかわからないので保管ですね^^;

しっかり組み上げて作業完了です。

ワイパーのスイッチもセットで入っており、私のデリカと同じ間欠タイマー付きでしたので、こちらも予備で保管ですね。予備パーツがあるに越したことはありません。

今回の故障においては、古いクルマならではなのかな~と思います。常に使う部分でもありますし、プラスチックも頑丈には作っているでしょうが、経年劣化には耐えられません。

廃盤のパーツが多々出ている様ですが、これに負けずに少しでも長い期間デリカを延命させていこうと思っています。

まだこのあと続いて悲劇?災難?が起きましたので、それについてはまた次のブログで・・・・。

それでは今日はこの辺で。最後まで見て頂きありがとうございました。では!んじゃ~の!☆

※当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。また、整備の内容などを掲載しておりますが、これに対しては、自身での整備、修理を推奨するものではありません。個人が自己所有のクルマの整備を行ってみて、それを紹介するという情報の掲示を行っております。整備に自信の無い方、知識が無い方は、整備工場、ディーラー等での専門業者様へご相談ください。また、当ブログで紹介した内容にて、不具合、事故などを生じましても、当サイトにおいては、一切の責任は負いかねますのでご了承ください。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です