皆さまこんばんは。超久しぶりのブログ更新です。
本当最近全然時間が取れず、ブログを書く暇がなかなか無くて・・・。
ブログに上げたいネタはストックしているのですが、文章に起こせずそのまま放置になっています。インスタではちょいちょいアップしておりましたが。
さて、今日は、先日行ったデリカデリカスペースギアのラックブーツ交換をアップしようと思います。
まず、ステアリングラックブーツとは・・・。
ハンドルを回すとタイヤがその方向に動きますよね?その動力を伝えるシャフトを包んでいるブーツになります。
実際の発見時がこちら。
ブーツが破れて中身のグリスが染み出てロアアームに落ちてきています。
早速部品を注文しました。
私のデリカは
私のデリカはPD8Wなので、PD8W用のラックブーツを選びましたが、それぞれ型式によって違うので購入の際はご注意ください。
中身はシンプルにブーツに留め具が入っています。
早速ジャッキアップして作業開始です。今回破れていたのは、右側でした。前回の車検前に左は交換していました。
きちんとリジッドラックを掛けて安全対策です。
タイヤを外して実際にブーツを触ってみるともうパックリとブーツが破れているのがわかります。
まずは、タイヤを動かしているタイロッドを切り離す必要があります。タイロッドエンドを外してブーツを引き抜く準備です。
タイロッドエンドリムーバーを使って固着しているタイロッドを切り離しにかかります。
タイロッドにかませて、ナットを締め上げて、テコの原理で外すのですが、外れる瞬間「バチコーン!!!!」と物凄い音がするので、毎回ビビりながら作業しています。
切り離し成功です。
そして、このままではブーツを外すことが出来ないので、タイロッドエンド自体を外します。
外す前に、ここのネジの位置をマーキングしておきます。この位置がズレるとタイヤのトーイン、トーアウトが狂って、まっすぐ走らなくなります。
アップで写真も撮って、ねじ山の数が数えられるようにもしておきます。
そしてダブルナットになっていますので、私は、モンキーレンチとロッキングプライヤーを使ってナットを緩めました。上側のナットを半時計周りに回します。
下記は参考までに。
ここまで外れると、ブーツを引き抜く準備完了です。
ブーツを外すと、奥も破れていた様子で、3分割になっておりました。
水分が入って、中のグリースは変色してヌタヌタ状態。
パーツクリーナーを振って、ウエスでキレイに拭き取ります。
キレイになりました。
ジョイント部分に新しいグリスを塗りまして、新しいブーツを履かせる準備完了です。
ブーツを入れ込んだら、奥と手前を同梱してあった金具で止めてステアリングラックブーツの装着は完了です。最後にブーツを揺すってみてズレなければバッチリかと思います。
タイロッドを組みつけるとき、初めに印をした部分で合わせます。ちょっと薄くなって分かりずらいですが、ねじ山も数えてますのでおおよそ合ってます。
外した手順で組み上げて作業完了です!☆
漏れたグリスで汚れていた部分はキレイにパーツクリーナーで清掃しております。
クルマの足回りは様々な部品と、可動部分にはブーツが装着されています。
そのブーツが一か所でも破れていると車検にも通りませんし、思わぬトラブルや、高い修理代に繋がってしまいます。
ブーツがあるということは、そこには水や、ホコリ、砂が入って欲しくない場所なんです。入ってしまうとベアリングの故障や、可動部のガタに繋がり、最悪その部分の全交換になってしまう場合があります。
洗車の際など、たまーに足回りを覗いてあげて、早めに発見出来れば、すぐに修理を行うことが出来ます。車検まで引っ張ろう~とか考えてしまうと、修理代もかさんでしまうという結果にもなりかねませんし、トラブルが起きると危険です。
秋のドライブシーズンの前に皆さまもクルマの点検をしてお出かけくださいね☆
朝晩急に気温が落ちてきましたが、体調には皆さまご自愛ください。
それではまた、近日中に集中してブログアップしていきます!んじゃ~の!☆
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